不安が現実に。。(スウィーニー・トッド)

大好きなティム・バートンの新作なのに、題材に不安があったのと、予告にあまりわくわくしなかったので、期待よりも不安が勝っていた「スウィーニー・トッド」。

結果、不安の方が当たってしまった感じで、ちょっとがっかり。ジョニー・デップはのアカデミー賞ノミネートはご祝儀的にしか思えないし、脚本もキャラクターたちに魂が込められておらず、昔々の猟奇殺人事件を無理やりドラマに仕立てただけって感じで、誰にも感情移入できない。

表社会から追い出されて、居場所のないキャラクターたちの物語は、バートンにはぴったりなのに、それぞれのキャラクターの内側に切り込めなかったのは、彼にそういう感情がもうなくなってしまったためなのか、それともその感情が、人を殺すことにしか向けようがなかった物語のせいなのか。。前の失敗作「猿の惑星」とは違い、今回の物語は過去の作品で描いてきたキャラ設定に近いキャラクター達。それを生かしきれなかったのは残念でしょうがないです。

これでバートンの失敗作は「猿」についで2本目。共通項を探し出しても無意味かもしれないけど、どちらも企画ありき、でバートンが積極的にやりたかったものじゃないような気がします。というか、そう信じたい。。

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