むかしのジョー(あしたのジョー)

世代的にちょっと下だからか、有名な主題歌だけは知ってたけど、肝心の漫画もアニメも子供の頃には殆ど見たことがないので、思い入れは全くない。映画化されるのを知ってから、漫画を通して読んだものの、試合の連続なだけで、登場人物たちのそれぞれのこだわりがきちんと描かれていないので、台詞やナレーション(ていうのか??)が言葉遊びにしかみえない。

てなわけで、当時盛り上がった人たちには申し訳ないけど、ジョーの良さはよく分かず、個人的には「おれは鉄平」の方が好きなぐらい。リアルタイムで体験してるかどうか、だけかもしれないけど。。

けど、そういう意味では、この映画、良くも悪くも実に漫画の雰囲気をうまく実写化してるような気がする。漫画同様、矢吹と力石の戦いをはじめ、登場人物たちのこだわりがよく分からないんですわ。。といって、どうにも退屈な訳でもないし。若干アレンジはあるものの、むかしの漫画のまんまのジョーって感じ。

個人的には、クロスカウンターみたいな、ザ漫画な技は省いて、カーロス戦みたいなルール無視のケンカボクシングで戦わせたら面白かったのになあって思う。実写でダブルクロスカウンターなんていわれても引いちゃうよなあ。。なんてファンのお兄さんたちが聞いたら怒りそうだけど、原作をまんま映画化しても良かった映画はないから。。

「ピンポン」で漫画とは独立した作品として、うまく実写映画化した曽利監督だけど、今回はそういう意味ではちょっと期待はずれだったかな。

ま、ジョーの登場からヤクザとの乱闘までの最初の10何分かは、主題歌のアレンジといい、街の雰囲気といい、かなり良かったので良しとしよ。

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック